奴隷にされた新妻~あなた、助けて…… DLsite用 体験版

 

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第2章 路上で自慰をする女


西に傾いた陽射しは、弱々しく衰えながらビルの谷間に没した。

オレンジ色に染められた世界は、やがて薄い闇色に。
さらには漆黒と表現される真の闇色へと。

由美子はヒールの踵を引きずっていた。
どこをどう歩いてきたのか、それさえも分からずに重い足を引きずっていた。

露出過剰な衣装で街中を彷徨ってはきたが、それは彼女の意思ではない。
時に先導し、時に尾行をするように、一定の距離を置いて貼りつく男に操られての結果である。

(あなた、どこにいるの? これからどうするの?)

細い路地が、ゆるくカーブを引きながら続いていた。
コンクリートブロックの壁が、サイドから圧迫するように連なっている。
忘れられたようにポツリポツリと現れるカバーの汚れた街灯の光だけが、頼り無げにぼんやりと闇の色を薄めている。

人の姿は見えない。
話し声も聞こえない。
冷たさを増した北風が、さらに強さを増して吹きつけるなか、由美子は引きずる足を止めた。

「由美子、聞こえるかい?」

「あなた? あなたなのね……?」

「まさか由美子は、亭主の声を忘れたわけじゃないよね?」

「冗談を言わないで。それよりも姿を……わたし、もう……こんなの耐えられない」

由美子が立ち止まるのを待っていたのだろうか。
その声は風に乗せられて届いた。
疲れ切った表情で、それでも風の音を頼りに首を振る彼女にまとわり、そして……

「耐えられないって言っても、由美子はパンチラしながら歩いていただけだろう? その程度で、僕が満足するとでも……くくくっ……」

「ま、まだ……なにかさせる気なの?」

由美子の背筋を冷たいモノが駆け抜ける。
立たせていた両足が急に力を失い、ノースリーブに包まれた背中がコンクリート塀に当てられる。

「オナニーなんか、どうかな?」

「オ、オナ……む、無理よ……こんなところで、そんな……」

思わず口ずさみかけて、由美子は首を振った。
背筋を抜けた冷たいモノが倍返しで下り落ち、今度は冷え切った下腹部を貫いていく。

「ふーん、由美子に『無理』っていう単語は似合わないと思ってたけど。そういうことなら……僕とキミとの関係はこれまでに……なるかな」

闇から流れる声音が、次第に遠ざかっていく。

「ま、待って……待ってください、あなた……」

由美子は塀に預けていた背中を起こした。
前からか、後ろからか、それさえ判別のつかない声を追って、足を闇雲にすべらせた。

(なにをグズグスしているのよ! オナニーするのよ! さっさとしなさいよ!)

そんな由美子に対して、目尻を吊り上げるもう一人の由美子が、声を荒げてせっつかせてくる。

消え去ろうとする男の気配を求めていたヒールの足元が、路面に吸いつくように止まった。

 

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使い古された街灯が、鈍い薄明りを落としていた。
細々とした路地を淡い光の輪で何層にも囲み、その一番外周のところに由美子は佇んでいた。

おこぼれのような光をもらえば、そのさらに周辺には濃さを増した闇が控えている。
由美子はその闇へと潤んだ瞳を送った。
そして、ノースリーブ一枚に包まれた上半身に手をかけた。

「はあぁ……ふぅぅっ……」

胸に溜めた空気が、喉を鳴かせながら吐き出されていく。
その人を追い求めていた瞳が、急にうろたえるような仕草で彼女自身の足元を見つめる。

二十四才の成熟期に差し掛かったボディには、かなり小さめである。
バブル期に流行ったボディコンスーツのような、ピチピチのノースリーブシャツを、由美子は引きずるようにたくし上げていく。

(おっぱいが見えちゃう)

当たり前すぎる気持ちが、由美子の中に拡散していた。
けれども、追い詰められた決意にいざなわれ、彼女の両手は半円球に並ぶ膨らみを露わに……

「ひゃぁ、冷たい……」

引き伸ばされたシャツの裾は、由美子の首元までたくし上げられていた。
豊かで、美しい丸みを帯びていて、染みの欠片も記されていない白磁のような乳房が、ボロンとこぼれ出されていた。

冷やされた寒気の舌が這い進み、試食でもするかのように露出させられた乳肉の肌を舐める。

「寒いのなら、早く温まらないと……」

男が風に乗せてささやいてきた。
肝心な用語は敢えて外して、由美子にその行為を迫った。

「い、いじるから……おっぱい……」

由美子の両手が、晒されたばかりのバストに触れた。
セクシー系のタレントよろしく、両の手のひらがそれぞれの乳房を覆い、手ぶらのポーズを決める。

 

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